気になる症状

甲状腺の病気の特徴について

甲状腺の病気には様々な種類がありますが、中でも多くの人がかかるのが、バセドウ病と呼ばれる甲状腺機能亢進症と、橋本病と呼ばれる甲状腺機能低下症です。バセドウ病の症状としては、動悸や息切れ、汗かき、イライラ、眼球突出、疲れやすさなどがあります。階段を上る、掃除機をかけるといった日常生活を送るだけで、心臓がドキドキし、ものすごく疲れます。以前より暑がりになり、夏にはクーラーがなければ眠れません。眼球突出が始まると、目の周りの粘膜が弱くなるため、目の炎症を起こすようになる場合もあります。亢進症も、橋本病も、治療を始めて2〜3年でよくなる方も多いようですが、甲状腺の病気は、発症して早期に治療することが完治の鉄則です。

病気になってしまったら

橋本病は、体の機能が低下するため、動きが鈍くなったり、思考力の低下や物忘れの激しさがみられます。太ったり、むくんだりしやすくなります。甲状腺はホルモンのバランスを整える重要な働きをしています。ですので、甲状腺の病気にかかると、甲状腺だけでなく全身に影響が及びます。病気が分かったら、無理をせず、多くの休息を取りましょう。ストレスが溜まったり、無理をしたりすると甲状腺が腫れてきたりします。しかし、甲状腺の腫れが大きいと、治療は難航します。バセドウ病の場合は、甲状腺を摘出したり、アイソトープ治療で甲状腺を収縮させ、その働きをセーブさせることになりますし、橋本病の場合も、一生薬を飲み続ける必要が生じます。甲状腺の病気は、今のところ予防方法はありませんが、なってしまっても治る場合があるので、諦めずに向き合いましょう。